画像出典:aboutfamilypets
できるだけ多くの動物に飼い主さんを!『1日で2万匹の保護動物の里親になる』アメリカで行われた動物愛護キャンペーンが凄い!
今回は、アメリカで行われた動物愛護キャンペーンをご紹介いたします。
ある年の夏、アメリカの700ヶ所近くのシェルターが一丸となって、ある目標のために大きな取り組みが行われました。
その目標は『できるだけ多くの動物に新しい飼い主さんを見つけてあげること』
テキサス州にあるフォート・ワース・アニマル・シェルターが、この取り組みに先駆けて、
シェルターにいる300匹の犬や猫に飼い主さんを見つけてあげることにしました。
この取り組みは、アメリカのテレビ局NBCとTelemundoが主催者となって
『Clear The Shelters(CTS)』と名付けられました。
そしてこの活動で、なんと310匹の動物達に里親が決まり、全ての檻が空になったのです。
迷い犬のジェーン
それぞれ幸せな生活を手に入れた動物達。
その中でも特に印象的だったのが、ピットブルのジェーンです。
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ジェーンは迷い犬としてこのシェルターに保護されました。
ジェーンはとても恥ずかしがり屋で、自分から人間に近づこうとせず、シェルターの職員が抱き上げないと檻から離れようとしませんでした。
それでも少しずつシェルターの職員と信頼関係を築いていったジェーンでしたが、
今度はずっと職員にベッタリになりすぎたことで新しい里親さんからも敬遠されてしまったのです。
そんなジェーンは、ある日行われた譲渡会で新しい里親さんと出会い引き取られることになりました。
しかし、それから1ヶ月後・・・
なんとジェーンはシェルターに戻されてしまいます。
その理由は「ジェーンを飼ってからアレルギー症状が出てきてしまったから」。
またシェルターでの生活に逆戻りしてしまったジェーン。
しかし、幸運にも今回行われた動物愛護キャンペーンでとある女性と出会い、
その女性の元へ無事に引き取られていくことになったのです。
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今回行われた動物愛護キャンペーンによって、アメリカにいる約2万匹の動物達に里親が見つかったそうです。
いかがでしたか?
フォート・ワース・アニマル・シェルターでは、今までは1日に平均20匹ほどしか里親さんが見つかっていませんでしたが、
この活動によって一日に300匹以上が引き取られたというのは相当すごいことだと改めてわかりますね。
日本でもインターネットやSNSを利用して情報共有をしていけば、このようなイベントは小規模でも開催することができるのではないでしょうか。
日本でもぜひこのような活動を広めていってほしいですね!
出典元:aboutfamilypets