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『サイレンを鳴らし、ものすごく”ゆっくり”走る救急車。』その理由にハッとする!
あなたは車を運転していて、
救急車のサイレンが聞こえたらどうしますか?
大抵の人は救急車に道を譲りますよね。
救急車や消防車に代表される車は
通称・緊急車両と呼ばれます。
しかし、緊急車両は他にも種類があり、
道を譲らなかったり進行妨害をすると
反則金の支払いや交通違反点数の加点になることも。
緊急車両とは・・・
緊急車両とは正式名称を緊急自動車といい、
「消防用自動車、救急用自動車その他の
政令で定める自動車で、当該緊急用務のため、
政令で定めるところにより、運転中のもの」を指します。
主に人命救助や災害・事故などの
解決のために使用される車両であり、
この急務のための走行を緊急走行と呼びます。
代表的なものとして
・パトカー
・自衛隊車
・消防車
・救急車
・血液運搬車
・臓器運搬車
・レッカー車
などが緊急車両にあたります。
このように救急を要する救急車。
時々、急ぐ必要があるにも関わらず
ゆっくり走っている救急車を
見かけた事はありませんか?
実はゆっくり走っているのには、
こんなにも重大な理由があったのです!
ゆっくりと走っている救急車の理由
サイレンを鳴らして赤灯を回して
ゆっくりと走っている救急車には
こんな理由があります。
実は、くも膜下出血を起こさないよう
あらゆる振動を防ぐために
アクセルもブレーキも細心の注意を払って
ゆっくりと運転していたのです。
決して急いでいないわけではありません。
さらに・・・
赤色灯のみ点灯している場合
サイレンは鳴らしていないが、
赤色灯のみ点灯している場合もあります。
これは郊外に呼ばれたりしたときに
搬送先が決まっていないけど、方面は決まっている
というような場合、赤色灯のみつけて
通常走行で移動することがあるそうです。
(各消防機関によって変わる)
その場で停止している場合や
徐行で少しずつ進んでいる場合もあります。
また、患者が自分を傷つけたりあるいは
他人を傷つけたりする、
患者によってサイレンが刺激になるような場合、
刺激しないようにサイレンを出さないこともあるようです。
それに加えて、一般道では鳴らしながら来ても、
住宅街などに入ってくると、近隣の迷惑にならないように
サイレンだけを止めてくる場合があります。
出ていくときも途中までサイレンは鳴らさず、
住宅街を抜けてから鳴らします。
さらに・・・
サイレンを鳴らさず走っている場合
サイレンを鳴らさず走っている救急車は、
病院に搬送した後や、訓練や事務連絡などのための移動、
納車や整備、廃車などのため消防署から工場までの移動、
まれに、119番通報などで走っていたが、
途中で誤報が判明したり、他の署の救急車も出ていて、
先についた隊員のみで対応が可能だと分かった場合に
サイレンを鳴らさず走ることがあります。
また、駆けつけた時にすでに亡くなっている場合に
警察に引き継がれた場合や、
救急車で搬送するほどの症状ではなかった場合、
または回復して、家族が病院に運ぶことを了解した場合、
近所の人が救急車を呼んだが
実はその必要がなかった場合など、
不搬送の場合にもサイレンはならしません。
そして、搬送はするが軽傷などで緊急性がないような
場合もならさないことがあるようです。
つまりは、サイレンを鳴らさず走るときは、
緊急性がない場合となります。
ネットの反応
・母が心筋梗塞で救急搬送中、割り込んだ上にクラクションを鳴らした自家用車がいました。退けと言わんばかりに…。
・私の母もくも膜下出血で救急搬送され命を救って頂きました。その時も「救急車両が通ります」と何度もアナウンスする場面がありやるせない感じでした。救急車を見たら自分の大事な人が乗っていると思って協力してほしいです!
・救急車が来ても退かない人が少なからずいるという事実が悲しいです。
・「この、救急車やる気ないな。」とか言ってた自分に腹が立った。でもこの事が知れてよかった。
・横断歩道の歩行者や自転車も「止まるもの」と認識して欲しい。
いかがでしたか?
こんな事実がある事は知りませんでした。
色々なケースに柔軟に対応する
救命士の方には本当に頭が下がりますね。
みなさんも救急車が通行しているときは、
ぜひ道を譲って協力しましょう!
出典元:twitter
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