『札幌ドームで16年間グラウンドキーパーを勤めた女性』その女性の退職日に日ハムが用意したサプライズとは・・・
長年グラウンドキーパーとして
球場やチームに貢献してくれた一人の女性。
グラウンドキーパーとは・・・
グラウンドをよい状態に保つための整備などを行う人。
グラウンド整備員のこと。
その女性の退職日に、
日ハムがサプライズ・セレモニーを用意しました。
その感動のサプライズとは・・・
今回の主役となるのが、
16年間札幌ドームのグラウンド整備を務めた工藤悦子さん。
工藤さんは、日本ハムの本拠地移転前から
グラウンド整備を担当してきたベテランです。
8人いるグラウンドキーパーの中で一番の古株の人でした。
明るい笑顔で、いつも元気に関係者に
挨拶する姿は誰からも好感をもたれていました。
工藤さんは北海道鹿追町出身。
グラウンド整備を始めるきっかけは、
札幌ドームでサッカー場管理のパートを始めたことからでした。
その後、施設部施設管理課の職員となり、
野球グラウンドを担当しました。
日本ハム移転当初は、トンボのかけ方がわからず、
横で見ていた選手からトンボを奪われたこともあったそう。
「野球を知らなかったし、未熟でした」
と苦笑することもありましたが、
持ち前の好奇心で技術を磨いていったそうです。
さらに工藤さんはいつも試合開始の
7時間前から球場入りしていたそうです。
恐らくプロのグラウンドキーパーは
工藤さんに限らずそうする必要があるのでしょう。
なぜなら土の配合が選手にとって
違和感無くマウンドやブルペンに立てるか、
非常に関連があり重要だからです。
そうやっていつも「選手が怪我なく活躍できるように」と願いながら、
試合開始の7時間前に球場入りして整備にあたっていました。
土の配合をテストしながら最適なアンツーカーの硬さを研究したり、
マウンドとブルペンが全く同じ状態になるように
細心の注意を払うなど、チームのために尽くしてきました。
工藤さんの退職日に日ハムは
粋なサプライズを用意しました。
この名物グラウンドキーパーの“引退式”は3月31日、
札幌ドームで行われました。
日本ハム対西武戦の5回が終了した時でした。
この日限りで定年退職する工藤さんが
いつも通りトンボを持って一塁ベース付近に登場すると、
オーロラビジョンに矢野謙次外野手と田中賢介内野手
による工藤さんへの感謝のメッセージが流れたのです。
これには工藤さんはもちろん、
観客も驚きと同時に感動が広がりました。
「工藤さんに会うことは、楽しみの１つでもありました」
「俺たちを支えてくれて、本当にありがとうございました」
選手たちから如何に工藤さんが
感謝されていたかが伝わるメッセージでした。
その時の動画をご覧ください！
裏方の人々も大切にし、
こんな素敵なサプライズを用意した
日ハムに感動の声が上がりました。
「どんなスポーツでも、裏方スタッフを
大切にして下さるのは嬉しいし、大切なこと」
「裏方さんの引退をちゃんと送り出す
日ハムが凄く好きになった」
工藤さんは4月1日に対西武戦を初めてスタンドから観戦し、
日ハムグッズを身に付けて、精一杯声援を送ったそうです。
ネットの反応
・素晴らしいサプライズ！涙腺崩壊ものだな
・日ハムを応援したくなった
・グラウンドキーパーの重要性が少しでも世間に伝わったらいいね
・肝心の試合はハムが負けちゃったのが残念
・めっちゃ感動した！裏方もチームの一員なんやなぁ
・こういう普段は目につかない裏方にもしっかり気遣ってる企業姿勢って良いよね
いかがでしたか？
日ハムのチームの絆が感じられる
ほっこりするエピソードでしたね！
心が温まりました(*’ω’*)
工藤さんはこれからも札幌ドームで
日ハムに声援を送ってくれることでしょう！
出典元：youtube