『クジラの口から大量のゴミ出ているオブジェ』この衝撃の写真が、海洋ゴミ問題の深刻さを物語っている
皆さんは海洋ゴミをご存知でしょうか?
ニュースなどで『マイクロプラスチック』などについての報道をよく目にするようになってきましたね。
今回紹介するのは、『海洋ゴミ』についてです。
他人事では済まされない問題です。ぜひご覧ください。
海を汚染し海の生物に悪影響を及ぼす「海洋ゴミ」
フィリピンの海岸で撮影されたあるクジラの写真が、海洋ゴミ問題が深刻化する中、世界中から注目を集めています。
深刻化する海洋ゴミ問題
海中を漂っているゴミや、海の海岸に打ち上げられたゴミ…これらの海洋ゴミは海を汚染し、海の生物に悪影響を及ぼしています。
海洋ゴミの原因の全ては、私たち人間にあります。
例えば、道路や川で捨てたゴミが、下水を通ってそのまま海に流れ出たり、家庭や工場から出たゴミを直接海に捨てていたり…。
海洋汚染はどんどん拡がっており、国際的な取組みが必要な問題にもなってきています。
そんな、海洋問題が深刻化する中、フィリピンの海岸で撮影されたあるクジラの写真が、Facebook上で世界中から注目を集めています。
クジラの口の中に大量の海洋ゴミが入っている、衝撃なこちらの写真。
実は、このクジラは本物のクジラではなくオブジェなんです。
クジラと原寸大の大きさで作られており、現地の人も思わず二度見してしまうほどリアルにできています。
クジラのオブジェを作った目的とは
このクジラのオブジェは海へのゴミ廃棄問題を訴えるために、「Greenpeace Philippines」というフィリピンの環境保護団体が作ったのだといいます。
保護団体のスタッフは、Facebookにこのような投稿をしています。
『ビーチに打ち上げられたクジラの死骸は教えてくれるだろう。「今すぐプラスチックによる汚染を食い止めなければ」』
と述べています。
この投稿は、世界中から注目を集め、Facebookでのシェア数は3万件を超えました。
海外メディアでも取り上げられ、海洋ゴミ問題の深刻さについて改めて深く考えさせられたのです。
人間のゴミが、海洋生物を傷つける
現在、世界中の海の海洋ゴミは3億トンを超えていると言われています。
さらにその量は年々増え続け、2050年までに海に漂うゴミの量が魚の量より多くなるかもしれないと、スイスが発表しているほどです。
このまま、各国が積極的にリサイクル対策を導入しなければ、海はゴミまみれになってしまいますよね。。。
海洋ゴミは、中国を始めインドやフィリピンなどアジアの国々が多く排出してしまっています。
日本も、人口比から考えるとかなり多くのゴミを排出しています。
人間の愚かな行為が、海の生物たちの命をおびやかしているのです。
世界で進む脱プラスチック
プラスチックストローを廃止するだけでもかなり変わってきますね。
いかがでしたか?
この巨大なクジラのオブジェを通じて、海洋ゴミ問題の深刻さについて改めて深く考えさせられます。
ぜひ、いいね・シェアで拡散をお願いいたします。
出典元:facebook
(facebookの埋め込み機能を使って掲載しております。)