拡散希望!『介助犬がたった1匹であなたの元にやってきたら?』その時にやるべき対応を多くの人に知ってほしい!
ひとりで生活することに不自由や不安があるときに手助けをしてくれる介助犬。
介助犬が仕事中に触ってはいけないことを知っている人は多いと思います。
では、もし介助犬がたった1匹であなたの元に近づいてきた場合はどうでしょうか?
今でこそ街中で見かける機会も増えてきていますが、介助犬に対する正しい知識はあまり知られてはいません。
そこでとある女性が、
「介助犬1匹だけで近寄ってきたら行うべき対応」
をSNSに投稿しました。
自閉症の女性と介助犬
この投稿をしたテッサさんは自閉症がきっかけで、介助犬のレイダーと出会いました。
そして一緒に生活してから4、5ヶ月経った頃、テッサさんは新たにてんかんの持病があると診断されたのです。
『レイダーを飼って2年半になります。この子は元々、私が自閉症だったためにやってきました。
でも4、5ヶ月前、私にはてんかんの持病があると診断されました。それまで発作なんてなかったのですが、
最近では数ヶ月で3度も起きました。てんかん介助の訓練はとても難しくトリッキーです。
それでもレイダーはきちんと学習し、数ヶ月でちゃんと私の介助ができるようになりました。』
こう語ったテッサさん。
発作を頻発に起こす彼女の生活には、レイダーの存在は必要不可欠なものでした。
1~2週に1度やってくるトレーナーの指示に従い、訓練はテッサさん自身が行っているといいます。
もしテッサさんが発作を起こして倒れてしまったとき、レイダーはどのような行動をとるのでしょうか?
テッサさんが倒れた時
テッサさんは、実際に自身が発作で倒れてしまったときのことをこのように語っています。
『(SERVICE DOG PSA)介助犬について今日、私は転びました。
顔から倒れて、ひどく痛い思いをしました。大した怪我はありませんでしたが、私が飼っている介助犬は、てんかんの発作を起こしたら大人を呼んでくるよう訓練されているために、発作が起きたと勘違いして助けを呼びに行ったのです。
ジーパンのホコリを払って、気を取り直し、犬の後を追いました。
犬はある女性の気を引こうとしていました。彼女は犬が近づいてきたのをとても嫌がっていました。
犬を叩いて、あっちに行けと言っていました。それで、このことを伝える必要があると思ったのです。
もし飼い主のいない介助犬があなたに近づいてきたら、それは飼い主が倒れていて、助けを必要としているということです。どうか怖がらないでください。
どうか嫌がらないでください。そして犬についていってあげてください。もし本当にてんかんの発作だったら、嘔吐して喉を詰まらせたり、頭を打っていたりと、危険な状態に陥っている恐れがあります。
今後は、最初の人が協力してくれなかったら、違う人にあたるよう犬を訓練する予定です。
そして介助犬に着せているベストに「ひとりだったらついてきて」と書いたワッペンをつける予定です。』
もしテッサさんが発作を起こし倒れてしまった時、周囲の大人を呼んでくるように訓練されていたレイダー。
しかしその状況を知らされていない一般の人間がどれほど対応ができるでしょうか?
テッサさんの反響ある投稿はテレビのニュースでも取り上げられました。
いかがでしたか?
この投稿はTwitterで37万以上の「いいね」とリツイートを集め、多くの人へと広まっています。
介助犬が一匹で近づいてきたときは、飼い主の危険を知らせるSOSです。
その状況に居合わせた方は、どうか迷わず助けてください。勿論犬が苦手な方もいらっしゃるとは思います。
そんな時はせめて他の人に助けを求めたり、救急車を呼んだりしてほしいです。
そして多くの人に、この事実が広まるようにと切に願います。
(Twitterの埋め込み機能を使って掲載しております。)