親父「今まで言ってなかったことがある。お前は本当の娘じゃない」妹「!?」だが妹にとっての衝撃はこれで終わりではなかった…(゚ロ゚;)エェッ!?
今回紹介するのは、あるご家族のお話です。
ぜひご覧ください。
我が家の成人式
昨日の成人式で妹が20歳になったんだ。
うちでは成人式になると一人前っていう考え方がある。
だから妹も昨日、一人前の大人として扱うことになった。
から、親父が真実を告げることに。
親父「ちょっとこい、妹」
妹「なに?」
親父「いいか、今日はお前が一人前になった日だ。だからお前を今から大人として扱う。
そんな大人のお前に1つ、今まで言っていなかったことがある」
「お前は俺の本当の娘じゃない」
妹(゜д゜)
ほんとに(゜д゜)みたいな顔してた。
親父「兄たちはすでに知っている。
この話を聞いてお前がどう思うかはお前の勝手だ。すきにしろ」
妹「…………なにそれ、なにそれ!!!!!!家族じゃなかったってこと?!!!!!?!ふぎやはなはえ)てねひらひら(発狂)」
妹、家出する。
ここまでが昨日の話で、ここからが本番だ。
家出した妹は頼れる相手がいなかったのか、重たい空気をまとって俺んちに来た。
上に兄貴が二人いるが、俺が一番歳が近いからか妹とは仲が良い。
会って開口一番たたかれた。
妹に「なんで黙ってたの!」って言われたけど無視して朝ごはん作る俺。
味噌汁飲ませたら落ち着いた妹。
でもまだこのときは落ち込んでる模様。
ここで俺は刺客を放った。
兄貴と大兄貴を召喚!その場にセットしターン終了だ!
これがお昼の時な。
大兄貴から「親父には親父の考えがあるんだ、あの口下手だから今頃後悔してるよ」
と慰めてもらい、若干テンションがいつもの妹に戻る。
だが妹は知らない、その上を行く驚愕の真実を…………………
ここから俺と兄貴たちは打ち合わせしてあるのを頭に入れてくれ。
大兄「なあ妹、昨日は多分受け入れられないようなつらい現実を聞いてショックだったと思う」
妹「うん…………」
大兄「親父のことどう思った?」
妹「いなくなればいいって思った」
大兄「そうか。…………それはそうと、俺たちもお前に隠してたことがあるんだ」
妹「えっえっなに?」
大兄「実はな、俺たち…………全員血が繋がってないんだ」
妹「なにそれ?!!?どういうこと?!!?!おやじ女ころころ変えてたってこと?!?!!」
大兄「違うよ妹。親父はな、親父とおふくろはな、施設育ちの俺たちを引き取ってくれたんだ」
妹(゜д゜)2度目
大兄「親父とおふくろは子供に恵まれなかったらしくてな、
おふくろ(今はもう天国へ)が毎晩泣いて謝るのを見てた親父は、
俺を施設から引き取ってくれた。そして育ててくれたんだ、ここまで」
兄「そこから親父たちは慈善活動するようになってな、親のいない子供を引き取るようになったんだ。
俺は2番目に引き取られて、こんなに立派に育つことができた」
俺「そして親父はおふくろが天国に行った後も、慈善活動をやめなかった。
俺は親父がいなかったら、寒空の下で凍えてたかもしれない。ホームレスになっていたかもしれない。
親の愛情の下で育つことができてほんとうに恵まれてると思ってる」
妹(´;ω;`)察したな。
ちなみに親父はとある会社の社長してるけど昔は裕福じゃなかったらしい。
だからおふくろが天国に行く前、大兄引き取ったときは大変だったらしい。
大兄「妹、お前は親父の本当の娘じゃない。けどな、俺たちは家族だ。
今から親父に電話しろ。言うべきことは、もうわかるな?」
妹「ありがとうございますって言う!!!!!!!!」
そして親父へ電話した。
妹がぐっちゃぐちゃに泣きながらありがとうございます!!!!ありがとうございます!!!!っていってんの(笑)
あー俺のときもそうだったなーとか思いながら、我が家の成人式はここまででやっと終わった。
-終わり-
ネットの反応
・結構衝撃だな。
20歳ってまだまだ精神的には未熟な部分もあるからな。
いまだに受け入れられないところもあるだろう。
・道理ではわかっていてもチが繋がってないというのは一生尾を引くからな。
・ちょっと泣いてもうた。
・親父さんすごいな、並大抵のことじゃないよ。
・同じ境遇の兄弟がいたのは救いかもしれんな。
俺も養子だからわかる。俺にはいなかったが。
・きょうだい家族仲良く、ずうっとお幸せにね。
いかがでしたか?
素晴らしいお父様ですね(^o^)
兄弟みんなでうまくフォローし合えて、素敵な家族だと思いました!
皆様はどう思われましたでしょうか?
もしよろしければ、ご意見ご感想よろしくお願いいたしますm(_ _)m
出典元:2ch.net