『北の国から』知ってる?名作だと話題です!
皆さんは、『北の国から』をご存知でしょうか?
この名作ドラマを観て北海道や富良野が好きになった方は多いのではないでしょうか。
私はそんな一人でした。
今回は、『北の国から』を紹介させていただきます。
北の国からとは?
『北の国から』(きたのくにから)は、フジテレビ系で放送された日本のテレビドラマのシリーズ。原作・脚本は倉本聰。主演は田中邦衛。
連続ドラマとして「金曜劇場」枠で1981年10月9日から1982年3月26日まで毎週金曜日22:00 – 22:54に放送された後、ドラマスペシャルとしてシリーズ化され、8編のドラマスペシャルが1983年から2002年まで放送された。北海道富良野市(主に麓郷地区)を舞台に、北海道の雄大な自然の中で田中演じる主人公・黒板五郎と2人の子どもの成長を21年間にわたって描く。
田中邦衛さんが演じる黒板五郎がはまり役となり大好評を博した
2002年まで8本のドラマスペシャルが制作される長期シリーズとなりました。
特に感動するエピソード『純の上京と、土のついた万札(‘87初恋)』
画像出典:www.photo-ac.com
中学を卒業するにあたり、純は東京へ出ることを考え始めていました。
東京には雪子おばさん(竹下景子)もいますし、そしてなにより、恋愛関係にあったれいちゃん(横山めぐみ)が東京へ行くことになっていたからでした。
そんな浮ついた理由を見透かしていた妹・蛍は冷めた目で見ています。また、五郎も、仲間を見捨てるような真似をするれいの父親・大里へのやりきれない思いから、大里の家に入り浸る純を良く思わず、ついには酔った勢いでれいちゃんに八つ当たりをします。
結局、上京の日まで分かり合えずにきたと思っていた純ですが、上京する日、乗せていってくれる大型トラックの運転手(古尾谷雅人)から、「受け取れない」とお金を渡されます。
それは、五郎が運転手に謝礼として渡した2万円でした。
画像出典:www.photo-ac.com
見ればその札には端に土がついていました。五郎が地に這いつくばって稼いだお金であり、その土がついたままの万札を渡したことが、かえって五郎の気持ちの重みが見えてきます。
運転手は、純に対してお前の宝にしろ、一生とっておくように、と諭します。父親の想いと、故郷を離れる思いでぐしゃぐしゃになってしまう純。
古尾谷雅人さんの演技も素晴らしいもので、全編を彩る尾崎豊さんの曲も含めて甘く切ないストーリーとなっています。
ほかにもおすすめのエピソードはありますが、ぜひ皆さんもご覧ください!
主な登場人物・キャストがとてもすごい!
黒板五郎 (田中邦衛) – 妻・令子の浮気をきっかけに、幼い純と蛍を連れて故郷・富良野に帰る。不器用だが人間らしさが溢れる人物。
黒板純 (吉岡秀隆) – 五郎の息子。繊細でひ弱な性格で、富良野での非文明的な生活も当初拒絶するが、父の姿を見て少しづつ成長していく。
黒板蛍 (中嶋朋子) – 五郎の娘で純の妹。富良野での生活にも適応し、父を助ける優しい性格。
黒板令子 (いしだあゆみ) – 東京生まれの美容師。五郎と結婚するも次第に溝ができ、浮気。その後若くして病死する。
宮前雪子 (竹下景子) – 令子の妹。五郎に同情して純や蛍の面倒をみることに。
北村草太 (岩城滉一) – 富良野の牧場で働くやや軟派な青年。東京から来た雪子に恋をするが…。
中畑和夫 (地井武男) – 富良野で木材屋を経営。五郎の親友で、何かと黒板家を助けることに。
いかがでしたか?
見る年代でも感想が変わるものです。
もう一度見直してみるのもいいものですよ!
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