今から約100年前に大流行したスペイン風邪で子供をなくした与謝野晶子。「まるで今を見ているような文章」を残していると話題
東京や大阪が学校の休校期間をゴールデンウイーク最終日の5月6日まで延長する中、愛知県の大村秀章知事は3日、「入学式は規模を縮小し工夫して防止対策を万全にしてやっていきたい」などと、改めて学校休校を延長しない方針を示しています。
私は、愛知県のこの判断に疑問があります。なぜこの時期に再開するのか?子供の命は大人が守る必要があると私は思います。
約100年前に大流行したスペイン風邪をご存知でしょうか?
日本では、当時の人口5500万人に対し約2300万人が感染したとされる。最近の研究では45万人が犠牲となっていることもわかっています。
今回紹介するのは、今から約100年前に大流行したスペイン風邪で子供をなくした与謝野晶子さんの言葉です。
ぜひご覧ください。
※下記、追記です。
2020年4月6日に下記報道が出ました。
感染拡大を受け、愛知県の大村知事は、学校を新学期から再開するとした従来の方針を見直し、7日から今月19日まで、県立の高校と特別支援学校を臨時休校とし、市町村の教育委員会にも小中学校を休校とするよう要請する方針を表明しました。
「まるで今を見ているような文章」を残している
スペインかぜ流行時、与謝野晶子は、『横浜貿易新報』(現・神奈川新聞)の紙上で、政府の対応の鈍さに不満を語っています。
「大呉服店、学校、興行物、大工場、大展覧会等、多くの人間の密集する場所の一時休業を(なぜ)命じなかったのでせうか」
与謝野一家には11人の子どもがいましたが、1人が小学校で感染したのをきっかけに、家族全員が次々と倒れました。政府への不満は、子を持つ親として当然の心情だったのでしょう。
スペイン風邪で子供をなくした与謝野晶子。まるで今を見ているような文章を残している。
歴史学者の磯田さんは、50万人なくなっても風景、見える景色が変わらないから日本では忘れる。と。 pic.twitter.com/KYFSyl2Px7
— もふ🇯🇵🌈 (@mofutwiko) April 4, 2020
とはいえ、現代は情報を自ら得る事が出来ます。
政府に頼らずとも判断して行動はできるので、今回の場合は個人の危機意識が大切だと思います。
ですが、学校は別です。判断できる大人(知事)が休校を判断しなくてはいけませんよね?
この状況こそ今の学校だと思います
この状況こそ今の学校だと思います。
どうか学校再開の延期を全国的な声にして下さい。#命守るために学校を一斉休校に— ムクドリ (@mkdrkwsm) April 4, 2020
#本田翼 さんのメッセージです。
友だちとご飯、は感染につながると思います。
だとすると学校では給食はたべられません。友だち、教員と話もできません。
この状況では5月まで学校再開延期以外に選択肢がないと思います。
もっと声を大きくしていきましょう。https://t.co/OsiJToKrfa— ムクドリ (@mkdrkwsm) April 5, 2020
子供の命を守るために、休校の延長はすべきだと思います。
学校休校が延長されない事への不安の声
千葉は前日でも休校決ましたよ??愛知県は??いい加減にして、、
— moe… (@yayopta_moe) April 5, 2020
愛知県感染者数221人ですよ
病床確保にご尽力いただけるのはありがたいですが
いくら病床を確保しても感染者を増やしてしまったら意味がありませんよね
それにお医者様、看護師さん、医療従事者の方々の数は限られていますよ休校延長をして下さい#愛知県の小中高等学校の休校延長を
— chiitas.raitake. (@CChiitas) April 5, 2020
病床なくなるって
— 大村ラブ (@ssujmtWjam) April 5, 2020
愛知県立の高校生です
僕の通ってる高校は普通に再開するそうです
休校で無くとも、
然るべき対策が取られていないことに対して言いたいことがあります
・蛇口が足りない(捻っても出ない)
・除菌用のアルコールがない
・3密状態となっている
この事によって状況の悪化を懸念しています 対策願います— りてりん (@LI_31_lynn_78TE) April 5, 2020
知事!!!!!!そんなんどうでもいい、休校延長しないと入院病棟の数が足らなくなるのは目に見えてるんで😅😅
今すぐ措置をお願いします— ぴぃまん🚬 (@tt_pmn) April 5, 2020
ネットの反応
1918年、スペイン風邪が猛威を奮っていた頃、与謝野晶子がこう綴っている。
これであることがわかる。
・歴史は繰り返す
・歴史から何も学んでない
・日本人の本質は変わっていない pic.twitter.com/ApNhL7D5XO— 米澤光司(BEのぶ)@昭和史家 (@yonezawakouji) April 4, 2020
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。。。
スペイン風邪の歴史を正しく振り返る必要があります。。 pic.twitter.com/t70VJ0tzbO— medusake 🍶 (@medusake) April 4, 2020
わたしは、阪神の震災を経験した時、(見える景色)が変わることの恐怖、いつまで続くかわからない日常とは違う生活の不安がありました。
天災とウイルスは違うかもしれませんが、大切な人を亡くしてから後悔しても遅い、と強く思いました。自分にも必ず明日が来るとは限らないから、後悔なく生きたい。
— ようこ (@rUPHdRv5pU1rsW7) April 5, 2020
・100年前と同じ過ちを犯すとにかく自力で考えて生き残るしかない
・とはいえ、今は、その当時より情報はよりリアルタイムに公開されているから、政府に頼らずとも判断して行動はできるよね。
いかがでしたか?
皆様はどう思われましたでしょうか?
もしよろしければ、ご意見ご感想よろしくお願いいたしますm(_ _)m
出典元:twitter
(Twitterの埋め込み機能を使って掲載しております。)
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