あんみつじゃ…
私「そういえばこの近くに…、有名なあんみつのお店がありますけど、あんみつじゃ……」
ふだんは寡黙な上司、かつて見たことがないほど顔がパアァア!と輝く。
「あんみつ!!!!!(私)さん一緒に入ってくれるの?」
私「え……(上司)さん、甘いもの召し上がるんですか?」
「酒も飲むけど、甘いものの方がずっと好きなんだ。特にあんこに目がない」
何年か一緒に得意先回りしてたけど、初耳。
上司、あんみつを喜色満面で頬張りながら饒舌になる。
「いやあよかったあ、男が1人でこういう店、入れないからね。
うちの(奥さん)は恥ずかしいって、一緒に入ってくれないんだ。買って来てはくれるんだけど」
「甘味屋の中ってこうなってるんだ、やっぱり女の人ばかりだねえ」
「おいしいー、有名な店なの?よく知ってたねえ。寒天うまいー、これだけでもイケる」
おごってもらってしまった。
店を一歩出ると…
コメントを残す